【はじめに】
「ナンピンは投資テクニックの一つ」──そう信じて疑わなかった私は、
入行1年目、金融のプロになるんだと意気込んでいた銀行員でした。
「レバレッジ型ETFも理解してるし、平均取得単価を下げれば勝てる」
そう思い込んで始めた投資で、私が失った金額は約300万円。
この記事では、
実際に私が体験した「ナンピンによる資産破壊の記録」と、
そこから得た教訓、そして今の投資スタイルについてお話しします。
【第1章:きっかけは「知識への過信」だった】
銀行に入って1年目。
日々勉強して金融知識がついてきたことで、
「自分なら相場でも戦える」と思い込んでいました。
最初に手を出したのは、レバレッジ型ETF。
ボラティリティが大きく、リターンも大きい。
「値下がりはむしろチャンス。ナンピンして平均取得単価を下げればいい」
そんな浅はかな思い込みから地獄が始まりました。
【第2章:約300万円が消えるまでの道のり】
最初の買いで20万円。
少し下がったところで「好機」と判断し、追加で20万円。
それがどんどん繰り返され、気づけば…
- 総額:約300万円投資
- 評価額:最終的に約30万円に近い水準まで減少
レバレッジ型は“戻らないときは戻らない”
それを身をもって知ることになりました。
【第3章:メンタル崩壊と思考停止】
スマホで毎日評価損益を確認し、胃がキリキリする日々。
ナンピンするたびに「今度こそ戻る」と信じる。
でも現実は冷酷で、損失が拡大するたびに判断力は鈍っていきました。
YouTubeで「ナンピン成功例」を漁る夜。
SNSで「自分より損している人」を探して安心しようとする日もありました。
でもそれは投資ではなく、感情の逃げ場を探していただけだったのです。
【第4章:私がたどり着いた結論】
この経験を通して、私が学んだのは一言でいうと──
「ナンピンは、冷静な戦略ではなく、損失を認められない人の行動」
特に、レバレッジ型商品でのナンピンは極めて危険。
戻らなければ損失は一気に倍速で拡大し、取り返しがつかなくなります。
【第5章:現在の投資ルール】
この経験を経て、僕は次のようなルールを徹底しています。
- レバ型の保有上限は「総資産の5%まで」
- 保有期間は「最大5日」、利益が出たら即売却
- 含み損時のナンピンは禁止
- エントリー時点で「利確&損切りライン」を明確に
このルールにより、今は投資を「戦略」としてコントロールできています。
【まとめ:この記事を読んでいるあなたへ】
もし今、あなたが「ナンピンしようかどうか」迷っているなら、
一度立ち止まって考えてみてください。
「この判断、本当に“戦略”? それとも“願望”?」
300万円という大きな代償を払った僕だからこそ言えます。
あなたには、私と同じ失敗をしてほしくない。
【筆者について】
YAMASE|30代銀行員
投資歴10年以上/FP1級・中小企業診断士取得予定/副業でブログ運営中

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