- はじめに
「楽天3.8倍ベアを買ったはいいけど、含み損が200万円…。もう売るべき?」
そんな悩みを抱えている方へ。
私も実際に楽天・日本株3.8倍ベアを330万円保有しておりましたが、大きな含み損を経験しました。
大きな損失でしたが、だからこそ見えてきたものがあります。
この記事では、実体験に基づいて「なぜ損切りしなかったのか」「どんあルールを持っていたのか」などを公開します。
投資での不安を少しでも減らすヒントになれば幸いです。
- 楽天・日本株3.8倍ベアとは?
楽天・日本株3.8倍ベアは、日本株(日経平均)に対して3.8倍逆方向に動く投資信託です。
つまり、日経平均が1%下落すれば、理論上は3.8%上昇します。
日経の下落局面で利益を狙える「逆張り型」のレバレッジ商品です。
※ベア型なので「相場が悪くなる」と読んだ時に使う
※信託報酬は年率1.243%
※楽天証券で購入可能
私は2022年6月時点で、この投信を330万円保有していました。
当初は日経平均が下落すると読んで買いましたが、想定に反して上昇し続け、結果的に最大200万円の含み損が発生。
ここで「損切りすべきか?ホールドすべきか?」に下記のようなルールを明確に決めていれば、このような損失はなかったと悔やまれます。
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事前に「保有上限は5日」と決めていた
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総資産に対して5%以内のポジションだった(=精神的に耐えられる)
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下落の兆しが先物市場などで見えていた
感情ではなく、ルールに沿った判断ができたのがポイントです。
結論:自分で決めた「ルール」がない人ほど、含み損でブレる。
私のおすすめは以下の3つ:
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「レバ型商品の保有は最大◯日まで」と決める
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「総資産の◯%までしか投じない」と設定
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含み損が出てもメンタルが崩れないよう記録をつけておく
これだけで“失敗のダメージ”が大きく減らせます。
楽天レバ3.8ベアは、リスクもリターンも大きな投資信託です。
だからこそ、ルールを決めて運用することが何より大切。
私は含み損7万円という結果になりましたが、そこから得られた気づきは投資人生において大きな価値がありました。
「ただ損をした」ではなく、「次の投資の土台にできた」という意味で、これは“良い失敗”だったと思っています。
👉 あなたも、自分の投資ルールを一度紙に書いてみてください。
きっと未来のあなたを守ってくれますよ。